企業経営と同友会運動は不離一体【中同協中国ブロック支部づくり連携交流会】

 6月28~29日、中同協中国ブロック支部づくり連携交流会が鳥取県米子市で開催され、5同友会・中同協から41名が参加しました。

 今回の交流会は(1)人を生かす経営をめざし、同友会との関わりとともに企業が成長する不離一体の経営を学ぶ、(2)支部づくりに関連した役員が、それぞれの悩みや課題を交流し、経営に役立つ支部づくりのための組織づくり、リーダーシップを学ぶ、(3)2019年5万名の目標を共有し、各支部の会員増強を推進する契機とする、の3点を目的に開催したものです。

 1日目は錦織信雄・鳥取同友会代表理事の開会あいさつなどにつづき、高瀬喜照・愛知同友会副代表理事((株)高瀬金型代表取締役)が「支部づくりと自社経営は不離一体」のテーマで事例報告を行いました。高瀬氏は自らの経験に基づき、「会社経営と同友会活動は全く一緒。主体者意識をもって会活動に参加することが、自立型企業づくりにつながる」と強調しました。

 2日目は各同友会の5人の支部長が、それぞれの支部の方針や現在の課題などを報告。参加者は2日間にわたり、支部活動や自社経営のあり方などについてグループで交流を深め合いました。

 最後に川口護・中同協副会長が「全国5万名を達成することが企業や地域の課題を解決する第一歩になる」と2日間のまとめを行い、閉会しました。

「中小企業家しんぶん」 2018年 7月 25日号より