広げよう!伝えよう! この30年の歴史と実績のある鹿児島同友会を~第28回経営フォーラム・設立30周年記念式典【鹿児島】

9月21日、鹿児島同友会は創立30周年を迎えたことを記念し「広げよう!伝えよう!この30年の歴史と実績のある鹿児島同友会を~同友会人としてのプライドを持ち、鹿児島経済の牽引(けんいん)者になろう~」をスローガンに経営フォーラムと30周年記念式典を開催しました。内田敬之・鹿児島同友会副代表理事兼経営フォーラム実行委員長を中心に実行委員メンバーで工夫を凝らして企画・運営を行ってきました。当日は中同協九州・沖縄ブロックから5同友会と中同協からも参加があり、94名のオブザーバー、18名の来賓を含む254名が出席しました。

最初に3つの分科会を開催し、広島同友会岡崎瑞穂氏((株)オーザック専務取締役)より経営指針をテーマに、島根同友会野津積氏(モルツウェル(株)代表取締役社長)より社員共育・共同求人をテーマに、大分同友会安部征吾氏(大分デバイステクノロジー(株)代表取締役)よりダイバーシティー経営をテーマにそれぞれ報告しました。参加者はそれぞれの分科会、各グループにて学びを深めました。

分科会の後は、30周年記念式典を開催しました。上塘裕二・鹿児島同友会代表理事は冒頭のあいさつで「先輩会員の学びと実践を継続し、中小企業が抱える問題に対してよい会社、よい経営者、よい経営環境をつくり、自主・民主・連帯の精神で前向きにチャレンジをし、魅力ある企業づくり、地域づくりに邁進していきたい」と述べました。来賓より松永範芳・鹿児島市副市長があいさつ、その後、在籍25年以上の永年会員と歴代代表理事をそれぞれ表彰しました。設立時に尽力をした国吉昌晴・中同協顧問よりもあいさつがありました。

記念式典後は、広浜泰久・中同協会長より「人を生かす経営の実践」と題して基調講演がありました。

懇親会では、歴代代表理事の山口悟氏、前田幸一氏、今給黎正己氏、青木英一郎氏よりそれぞれ当時の代表理事の思いやエピソードなどのスピーチがあり、参加者は交流を深めました。

最後に、永田廣樹・鹿児島同友会副代表理事が今後の鹿児島同友会の飛躍を誓い閉会しました。

「中小企業家しんぶん」 2018年 10月 15日号より