【10.04.02】合同入社式・新入社員研修 各同友会で開催

合同入社式の様子
 この春、各同友会では合同入社式、新入社員研修会が開かれています。今年の新入社員は、「超氷河期」と言われるほどの就職難を乗り越え、不安と期待を胸に、社会人としての一歩を踏み出しました。迎える企業も長引く不況の中で、例年以上に雇用の責任と若い力への期待をかみしめながらのスタートとなりました。

 「地域に人を残し、地域を担う人を育てよう」と、各同友会では厳しい経営環境の中でも共同求人活動を通して新卒を採用しています。そして地元の中小企業に入社した若い社員を、同友会、そして地域全体で歓迎し、「会社を超えて地域の中で一緒に若者を育てていこう。経営者と社員が共に育っていこう」と合同入社式・新入社員研修が開催されます。

 それぞれの入社式・研修会では「働くことの意味」や「中小企業の果たしている役割」、「学生と社会人との違い」、「社会人としてのマナー」などを学び、社会人としての自覚を育んでいきます。また「経営者から新入社員に期待すること」「先輩社員の体験談」などの報告を通して、自らの目標や将来ビジョンを考え、グループ討論では、同期に入社した他社の新入社員と意見を交流し、「期待や不安」を共有しながら、仲間としての連帯意識を培っていきます。