【10.07.06】DOR91号 速報発表「業況水準の足どり重く、先行き不透明」

 DOR91号(2010年4~6月期景況調査)速報が7月7日に発表されました。昨年のリーマン・ショックの最悪期と比べた前年同期比では業況、売上、経常利益のいずれの数値も改善を見せました。しかし業況の「良し・悪し」をたずねた業況水準はいまだマイナス30台と低い水準であり、「業況水準の足どり重く、先行き不透明」と指摘しています。

 また業種別でも改善は製造業を中心に一部業種に限られ、地域別では都市部に限られています。さらに、売上単価の下降は止まらず、材料価格の高騰が進行しています。価格問題は深刻化し、収益のともなわない回復が続くだけでなく、7~9月期は回復も停滞との見通しも出ています。

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