【茨城同友会】3月11~16日までの被災状況

【2011.03.16】尾形事務局長より第5報(10:30)

水戸支部会員の建設業の方から、「重機の燃料が400リットルも盗まれて動かせない。震災復旧工事ができない」という悲鳴があがっています。

【2011.03.15】尾形事務局長より第4報(16:22)

水戸市内は屋根がブルーシートで覆われているところが多く、早いところでは、修復工事が始まったようですが、水戸支部会員の瓦工事業の会員さんによりますと、工事に行くにも渋滞でたどりつけない、燃料がないので、車も出せないということで、皆さん苦慮されています。燃料がないと復旧工事も遅れますから、会員さんからは「同友会の力で何とかならないのか」と言われました。
遅ればせながら、茨城同友会でも義援金の募金活動を開始しました。

【2011.03.14】尾形事務局長より第3報(14:06)

<会員の被害状況>
今週の4支部の幹事会は全部中止にいたしました。来週の例会も会場側の復旧が未定のため、開催できないかも知れません。
海沿いのひたちなか市那珂湊の会員が床上浸水で、避難所に避難しているという情報がありますが、直接確認はできていません。
e.doyuには、「人的被害はありません」「無事です」という情報が寄せられていますが、停電と断水で、通常営業ができません。特に飲食店は冷蔵庫の中のものを処分したり、店を掃除しようにも水がないため、再開のめどがつきません。
茨城県内は、ほんの数軒の開いているガソリンスタンド、コンビニ、スーパーに並ぶ車で渋滞がおこり、ほとんどの橋梁が通行不能で、大渋滞が至るところで発生しています。ガソリンと食べるものが買えないため、普段の生活にもどるには、かなりの日数がかかりそうです。

<茨城同友会事務局員の安否>
全員無事でした。ガソリンがなくて出勤できない事務局員がいます。

<事務所>
散乱したものを片付け、14日午前復旧いたしました。
私もそろそろ備蓄の食糧がなくなってきました。どこかへ食糧を探しに行くとしましょう。

【2011.03.13】尾形事務局長より第2報(11:32)

茨城の会員とは、電話がつながりにくく、停電のところが多いためほとんど連絡がとれませんが、人的被害はいまのところないようです。
連絡がとれなくて心配していた2名の局員とは今日の午前に連絡がとれ、無事なようです。ただ、ふたりとも電気も水道もなく不便なのと、自宅の瓦が落ちたり、建物の被害があったということです。内1名の局員は近所の被害が大きいので手伝っているようです。
また、車にガソリンもなく、ガソリンスタンドもあいていないので、明日の出勤は無理なようです。

あと一人の局員とはまだ連絡がとれません。行ってみることにします。
群馬同友会の関係者から、海沿いのひたちなか市那珂湊に住んでいる娘さんに連絡がとれないが、その地域の状況はどうだろうかという問い合わせがありましたが、行ってみるしかないようですね。

【2011.03.12】尾形事務局長より第1報(12:10)

3月12日、午前11時15分ごろやっと電気が復旧しまして、皆様のメールを見ることが出来ました。水道はまだ出ません。
同友会の事務所は、茨城県総合福祉会館という県の施設で立派な建物ですが、事務所内はめちゃめちゃで、足の踏み場もないとはこのことでしょう。特にガラスのついたてが見るも無残なありさまです。冷蔵庫はどこにぶつけたのでしょうか、べっこりとへこんでいます。テーブルは倒れ、コピー機や机など重いものもかなり動いています。
とても私ひとりでは片付けられませんので、月曜日、みんなでやることにしましょう。このメールを書いている間も余震で、かなり揺れています。

昨日は、茨城県の南部、常総市から水戸に通常は高速で1時間半のところ、大渋滞で動かない国道ではなく、間道を6時間ぐらいかけて帰ってまいりましたが、全域停電で、信号はすべてとまっており、至るところでブロック塀が倒れ、屋根瓦が落ちて、墓石もかなり倒れていました。道路も陥没や隆起した箇所があり、大渋滞でした。
昨夜は会館が危険ということで事務所には入れず、本日午前、足の踏み場もない自宅の後片付けをして、やっと事務所に入れました。

水戸市内は、長時間の停電でラジオしか情報源がなく、今現在も電話が不通で、メールも使えず会員さんの安否が心配です。