【茨城同友会】町をあげての歓迎! 避難されている方に茨城県八千代町が雇用の場(11.03.26)

「ドカン」と下から激しく突き上げられ、
「ゴン」と横に揺さぶられ、
荒っぽいモーニングコールで起こされる毎日ですが、
余震のおかげで、ずいぶん早起きになりました。

福島市の家に避難されていた21人が、
中国人の大量帰国で困っていた、
茨城県八千代町の農家で働くことになりました。

3月23日に八千代町に着いた一行は、
八千代町・大久保町長、副町長、町職員、
農家の方々が迎える歓迎会にのぞみ、
町あげての歓迎に驚いていました。
3月25日付けの茨城新聞にも大きく
とりあげられました。

住むところは、千葉同友会の会員さんに、
隣の下妻市のアパートを無償で提供していただきました。
同友会の連携の力です。

茨城県南西部、農業が主要産業の八千代町は
人口約2万3千人。ハクサイの生産が日本一です。
農業に従事していた中国人研修生約630人のうち
約300人が帰国してしまい、
出荷の最盛期を迎えるレタスや春ハクサイの農家が
窮状を訴えていました。
野菜の出荷制限や停止などの問題はありますが、
生き物相手ですから、待ったなしです。

この21人は第1陣で、次にも何人か来られます。

「困ったときはお互い様」の精神で、
避難されている方と農家の方が
手を携えて行ければいいなと思います。
*黒いスーツ姿の方が八千代町長です。

(茨城同友会 尾形事務局長より)

茨城の様子