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中小企業家しんぶん

コラム「円卓」のバックナンバー

●2002年10月5日号

▼実りの秋は会員増強の季節でもあり、全国で仲間づくり活動が進められています。「増やすのも大切だが退会を減らす工夫はないか」。これも各地共通の課題

▼北海道同友会旭川支部(会員数661名)は、最高時の会員数が750名でした。道内第2の都市・旭川市(人口36万人)の減少が大きい。「会員相互のつながりを強め退会を減らそう」と、今年は「ごぶさた会員訪問」を徹底して実行してきました

▼9月は、この2〜3年、会合にごぶさたしている会員70社をリストアップ、1日を午前9〜11時、午後1〜3時、4〜6時の時間帯に分け、2週間かけ40名の組織委員がチームを組んでの訪問です

▼アポイントなしの訪問のため、本人に会えるのは2〜3割。訪問先では会員が回っていることにまずビックリ。会合には出なくとも会の発行物にはよく目を通していることを発見したり、これからは出席することを約束してくれるなど反応は上々。退会傾向にも歯止めがかかりました

▼時間が許せば景況や経営問題に話がはずみ、訪ねた組織委員自身が「勉強になる。刺激を受けた」「新しい人脈づくりになる」と喜んでいるとのこと。会員同士の連携強化こそ本物の組織強化です。

「中小企業家しんぶん」10月5日号より


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