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中小企業家しんぶん

コラム「円卓」のバックナンバー

●2004年 1月 15日号

▼今年こそは良い年になって欲しいと経営者のだれもが思い、新年を迎えたことと思います。21世紀に入り早や3年。自社は変わりましたか? 経営者が変わらなければ、会社は変わらないと同友会では常に言われています。今年こそ明確な目標を立て、変化の確証を得たいものです

▼日本経済も昨年は自律反転して、一部では好況感が漂い始めました。政府の無策は続いていますが、企業の自助努力による好転の感が否めません。同友会がめざす会社は自分で守る、自助努力による経営が広く浸透することが、日本経済の活性化に寄与することになると思います

▼マクロ経済の動きも情勢判断をする1つの指標ですが、中小企業はもう少し的を絞った感覚で経営すべきでしょう。自社の真のお客様はだれか? 絞り込んだ議論を自社でしたことがありますか? そのお客様に経営理念を伝えていますか? お客様のクレームに素早く対応していますか? このことを経営者が社員とお客様の両方に問いかけていますか?

▼経済行為の最先端で何が起きているか、一度ミクロの世界に視点を移してみるのも必要ではないでしょうか。経営者には鳥の目と虫の目が求められるわけです。

「中小企業家しんぶん」 1月 15日号より


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