<< 中小企業家しんぶんのトップに戻る

中小企業家しんぶん

コラム「円卓」のバックナンバー

●2005年 12月 15日号

▼今年も残り少なくなりました。年初に今年こそはと心に期した目標が達成されたでしょうか。もし達成できなければ、その原因は何かを追求して来年の目標につなげたいもの。たとえ経営者個人の目標でも、P・D・C・Aのサイクルを回すべきです。この繰り返しが確実に実行できるかどうかが、よい経営者になるかの分岐点になるでしょう

▼同友会では多くの学びや気付きがあります。これを聞き流してしまわずに自分のものにする人は、よいと思ったことをとことん自分で実践しています。1つ1つ確実に自分の物として同化してしまうまで、執念を持ってやり抜くことが重要でしょう。そういう経営者の姿勢をみて、社員も目標を達成しなければと努力をするわけです。企業の発展も衰退も経営者の姿勢次第と言われる所以(ゆえん)です

▼人も企業も同友会も、組織と言われるものは絶えず成長して行かなければなりません。「これでいい」と思った瞬間に、人も企業も成長が止まってしまうのです。そのためには常に明確な目標をもって生きることが大切です。会員諸兄も年末には忘年会が多いようですが、1度、発想の転換をして、来年の目標や期待を込めた望年会にしてはいかがでしょうか?

「中小企業家しんぶん」 12月 15日号より


このページのトップへ