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中小企業家しんぶん

コラム「円卓」のバックナンバー

●2008年 4月 5日号

▼4月は新年度のスタートです。新学期が始まり、企業では新入社員を迎え、同友会は定時総会を開き、新たな体制と方針で臨みます。新役員を中心に役員研修会が開かれる時期でもあります

▼そこで新役員の皆さんにお願いがあります。第1に社内で同友会の役職に就いたことを知らせてください。同友会とはどんな団体なのか、社長が単なるお付き合いではなく、「3つの目的」実現をめざし、謙虚に学びあい、資質を高め、企業と地域を良くする組織であること。社員の皆さんの支援を取り付けることです

▼第2に役員は「同友会理念の体現者をめざす」心意気を持ち続けること。同友会での真しな学びあいで企業改革に取り組む。「同友会で会社をこのように変えることができた」と体験報告ができる機会を積極的につくる。「自主・民主・連帯の精神」「国民や地域と共に歩む企業をめざす」。この中身は深い

▼第3に地域の広告塔になること。「偽装」事件が相次ぎ、企業への不信感が高まる今こそ、同友会企業の存在感が光る時代です。「ああいう会社なら娘、息子を預けたい」といわれる企業が増えることで地域に人材が残ります。役員の課題を研修会で大いに論議しましょう。

「中小企業家しんぶん」 4月 5日号より


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