●2012年 1月 5日号 |
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▼2012年の新年をいかがお迎えでしょうか。昨年の3・11の重い課題を背負いつつも、雄々しく立ち向かう被災地の皆様に力不足をお詫びしつつ連帯のごあいさつを送ります ▼大震災後の全国の仲間の支援活動は、時々刻々変化する現地の状況をとらえながら、生活物資、義援金、ボランティア活動など、多岐にわたって展開されてきました。「邪魔になるのではないか」と懸念しつつ、現地訪問も相次ぎました ▼そこで私たちが感得したものは、地元の皆さんの同友会精神あふれる中小企業家魂の発露でした。社員の命を守り、雇用確保のため企業再建に立ち向かう姿。行政や他団体ともスクラムを組み、復興プランを提言し、地域再生のため知恵と力を振り絞っての活躍。どれもが私たちを感動させ励ます側が逆に励まされました ▼被災地で頑張る会員の共通点。経営指針をもとに全社一丸経営をつくり上げる努力をしてきました。経営理念を軸に自社の立ち位置が明確です。地域と共に生きる自社の使命を労使が共有してこそ危機の時、力を発揮する。まさに同友会企業の出番なのです。被災地の貴重な教訓に学び、支援活動をさらに強め、同友会運動の新たな歴史を刻みましょう。 「中小企業家しんぶん」 1月 5日号より |
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