●2012年 1月 25日号 |
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▼「いつの間にか時代の真ん中にいる」という感覚。同友会の仲間の多くがそれを感じてきています。東日本大震災からの復旧・復興でのめざましい活動や、憲章・条例への関わりは、私たちの立ち位置をさらに大きく変化させることとなりました ▼しかし、それを喜んでばかりもいられません。時代の中心にいる者には、それにふさわしい「実力」が求められますし、それよりも何よりも「時代を担う」という気概が求められます。私たちにその自覚があるのか?それが問われてくるのです ▼影響力のある会勢を持つこと。こうした量的な側面は必須事項。さらに一人ひとり・1社1社、そして同友会としての質も問われてくる。先輩方から脈々と受け継がれてきた「自助努力の精神」「中小企業家としての誇り」「真摯な姿勢」「向上心」「思いやり」「目線の高さ」といったものを、さらに高いレベルで体現していく必要があります ▼また私たちがさまざまなことを発信していく、その内容についても今までとは違う影響力と責任が伴ってくる。身の引き締まる思いです。世の中の本流を進む気概と、それにふさわしい品格を持つべし。そんな遠大なる課題にも目を向けるべき時が来ました。 「中小企業家しんぶん」 1月 25日号より |
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