<< 中小企業家しんぶんのトップに戻る

中小企業家しんぶん

コラム「円卓」のバックナンバー

●2012年 8月 25日号

▼創立50年を迎え、ますます発展を続けている愛知同友会。その秘訣の調査に行ってきました。ポイントは大きく2つ。「あくまでも自主的な活動を大切にしていること」と「その活動ができる体制づくりをしてきたこと」でした

▼愛知同友会創立から1年経った第2回総会で「殆どの行事の計画・準備・実施が事務局まかせになり、みんなで運営し、衆知をあつめて指導するということがなかった」と反省。その後の運動の中で時にブレることはあっても、「自主的活動」は方針として今日まで貫かれてきました。会員報告を原則とした例会。広報誌に載せる例会記事は30年前から会員の手によるもの。近年では地区会は自主運営で、さらに細かい小グループ活動が年間2000回以上展開されています

▼こうした活動を展開していくためには条件作りも実は必要。「活動の手引き」には領収証のひな形まで用意。活動が変な方向へ行かないよう役員研修大学には特に力を注いでいて、受講生は既に900名近く。学びと実践を大切に展開している青年同友会のパワー。活動全てからつなげていく日常増強の仕組み。グループウエア「あいどる」も必要不可欠。まさに「ローマは1日にしてならず」です。

「中小企業家しんぶん」 8月 25日号より


このページのトップへ