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中小企業家しんぶん

コラム「円卓」のバックナンバー

●2013年 1月 5日号

▼想定外ではなかった衆議院の選挙結果。小選挙区では4割の得票で8割の議席獲得となる現行の選挙制度には「1票の格差」同様に正確な民意の反映という点では疑問が残ります

▼私たちは全候補者へ「中小企業憲章を閣議決定にとどめず国民の総意として国会決議をめざすこと」の要請書を届ける活動を行いました。約9割の都道府県で訪問、郵送等で要請書は届けられました。これは国政をめざす人たちに、憲章への理解を通じて中小企業の役割にふさわしい政策的位置づけを高める運動です

▼さらに20の同友会ではアンケート形式で「国会決議に賛成・反対・保留」の問いかけが行われました。寄せられた回答は4割を超え、ほとんどが賛成を表明、反対はゼロでした

▼回答書に記入されたコメントには「貴会のご指摘の通り、立法府の立場で憲章を国会決議することで、我が国の中小企業重視の姿勢を一層鮮明にし政府を動かすべく、私も行動して参ります」「貴会と意見交換を重ねてきて、趣旨に賛同します。まずは、経済産業委員会決議を目指します」との力強い言葉が数多く見られました。憲章推進を軸としながら、中小企業政策の充実をめざし運動を広げる年としましょう。

「中小企業家しんぶん」 1月 5日号より


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