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中小企業家しんぶん

コラム「円卓」のバックナンバー

●2016年 2月 5日号

▼「震災から5年〜100年後の未来への提案」をテーマに、3月10〜11日に中同協主催「東日本大震災復興シンポジウム」が開かれます。福島のいわきから、原発の横を通る視察を経て仙台で会合を行います

▼「One for All.All for One」。東日本大震災直後、中同協が発行した復興対策本部ニュースの名前です。避難所に貼られていたメッセージを、そのままニュース名にし、3月17日に第1号を発行しました

▼「避難所で手を握った瞬間に涙が溢れてきた女性会員がいました。普段は笑顔いっぱいの彼女がです。私たちは手を握ること、言葉をかけることしかできません。でもそれが、何よりも生きる力になるのだと思います」(岩手同友会事務局)とあります。第2号には「苦境に負けず、今こそ中小企業家魂を発揮し、企業存続にむけ全力を尽くしましょう」という福島同友会理事長声明。当時の緊迫した様子が伝わってきます

▼甚大な被害を受けた沿岸部の会員は、驚くことにほぼ全員が事業を再開。ゼロから、場合によってはマイナスからの出発でした。それはなぜできたのか

▼シンポ当日は震災5年の記録集も発刊予定。荒波に立ち向かう経営者の姿に励まされます。あなたもぜひ。

「中小企業家しんぶん」 2月 5日号より


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