<< 中小企業家しんぶんのトップに戻る

中小企業家しんぶん

コラム「円卓」のバックナンバー

●2016年 9月 5日号

▼「会員一人ひとりに毎回例会参加の誘いかけをする!?そこまで役員がやるんですか?」「うちではやってますよ。そのことでお互いの状況がわかるし、会員同士のつながりが強くなり、相談できる仲間が増えます」「10講座ある役員研修大学は1つでも休むと卒業できない、全国行事も2つ出席することが条件です。そのくらいしっかり学ばないと同友会のリーダーとしては不十分という感覚です」

▼先月開かれた組織強化・広報・情報化全国交流会(中同協主催)のグループ討論での会話です。リーダーの奮闘もさることながら、同友会の基礎組織である地区会・支部の例会や役員会の運営を、e.doyuなどの情報ツールを使いながら、役員の皆さんが主体的に行っている同友会では、堅実に会員数を増やしています

▼同友会の理念や企業づくりの方向性を理解し、自主的・主体的に動ける方が増え、同友会の活動方針が徹底される仕組みもあります

▼まずは「活動状況の見える化」、次に「重要方針が徹底される仕組み」。会員一人ひとりが「お客様」ではなく「主体者」。それぞれの違いを認めあい、多様性のある状態をよしとする組織は、企業も同友会も強くなります。

「中小企業家しんぶん」 9月 5日号より


このページのトップへ