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中小企業家しんぶん

コラム「円卓」のバックナンバー

●2016年 9月 25日号

▼「必ず『実践』につなげる!」という強い決意が出発点だったと思います。入会したときから例会での学びは、半端でなく大きかったのですが、気がついたら何も実践につながっていない。この機会損失の大きさは何としたことだろう、と気づいたのです

▼それからというもの、すべての事例報告を自分や自社に置き換えて聴くようにしました。「3つの目的」や「自主・民主・連帯」などの「同友会理念」をはじめ、たくさんの「同友会言葉」と称されるものは、すべて自社や自分自身のあり方・課題を考える上での「切り口」として活用してきました。どこかの方言で言えば「使い倒す」くらいの勢いです

▼例会やさまざまな研修あるいは役員会のたびに新たな課題が必ず抽出されます。全く新しく加わったものもあれば、今までの課題を進める具体的なプロセスとして置き換わったものもありました。そのすべては、自分自身のスケジュールに織り込みます。当然、経営指針や社員の課題に転化したものもありました。そして実践への最終段階は、立てたスケジュールのもとにPDCAを回していくこと。こうして、完全とは言えないまでも、学びの多くは実践につながっていったのでした。

「中小企業家しんぶん」 9月 25日号より


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