●2016年 11月 25日号 |
---|
▼「世紀の番狂わせ」とも言われる米国大統領選挙結果でした。次期大統領は、トランプ氏に決定。翌日の日経平均が1000円以上の暴落となったと思ったら、その翌日にはその分を戻すといった状況で、市場の方も不安と期待が交錯しています。支持率など米マスコミの報道とは真逆の結果を見るにつけても、私たちが学んできている「自分の頭で考える」ことの大切さを改めて感じます ▼いずれにしても、新たなリスクとチャンスが生まれてくることは必至。今後の動向については目が離せません。ただ、かなりの確率で想定できることもあります。それは今まで以上に「自助努力」が求められてくるということ。多分、個人レベルでも国家レベルでもそうなるのではないでしょうか ▼この「自助努力」、ややもすると「自分たちだけがよければいい」という方向へ流れがち。それを「自他共に素晴らしくなる」方向へ向ける考え方が必要となります。それこそ、私たちが大切にしている「自主・民主・連帯の精神」ではないでしょうか。この普遍的な価値観を国家レベルで体現すべき時が来たと言っていいかもしれません。まずは「世界に誇れる日本」を築くための一翼を担っていきましょう。 「中小企業家しんぶん」 11月 25日号より |
▲このページのトップへ |