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中小企業家しんぶん

コラム「円卓」のバックナンバー

●2017年 4月 5日号

▼桜舞うオフィス街、求人難の中で入社してくれた社員の初々しい姿がまぶしくもあります

▼就職先を選ぶ際に重視するのは、(1)業務内容(2)勤務時間や所在地(3)会社の雰囲気となっており、昨年の内定者の7割が「企業の理念や価値観」を判断材料にしています(マイナビ調査)

▼一方で問われるのは、入社前に聞いていた企業の理念が、社内で共有されているかどうか。理念と現実のギャップが大きければ、社員は定着しません。また、労働環境の整備とともに会社の雰囲気も重視されており、社員の成長の道筋が見える企業であれば定着率も上がります

▼(株)ヒロハマ(千葉同友会会員)は、同友会の共同求人活動を通して新卒採用を行い、過去10年間の定着率は100%。育児休業後の職場復帰もほぼ100%で、社員が子どもに入社を勧める会社に。広浜同社会長は「同友会での学びを機会損失ないよう実践してきた」と言います

▼新年度に社員一人ひとりが個人目標を設定し、全社で実践をすすめていくときに、忘れがちなのが社長自身の個人目標とその実践状況の確認。今年度は「同友会でいかに学び実践するか」を具体的に設定し、月次で幹部社員と確認していくことを目標にしよう。

「中小企業家しんぶん」 4月 5日号より


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