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中小企業家しんぶん

コラム「円卓」のバックナンバー

●2019年 3月 15日号

▼昨年の暮れぐらいから、電子マネーの利用者が急激に増えています。子どもたちへのお年玉が「楽天ペイ」だったり、神社や寺のさい銭に「電子マネー」が使われているそうです。時代の流れに沿った変化に賛否が分かれていますが、国がキャッシュレス化を進めていることもあり、理解者は増えているようです

▼今、若い人たちの間で「ペイペイ」(スマホ決済アプリ)が大流行、社内でも話題になっています。電子マネー利用高に応じて最大20%のポイントバック。「こんなにすごい還元はほかにはない」と母親にすすめても、「私は現金主義だから…」となかなか興味を示しません。一緒に買い物に行き「ペイペイ」で支払いをして、実際のポイントバックの額を見せると…。目の色が変わり、慌ててスマホ決済に切り替えているとか。頭では理解できなくても、実際に使うとそのすごさがわかるのですね

▼政府も先月、現行法では認められていない電子マネーによる給与支払いを解禁する方針を決めました。銀行口座の開設が難しい外国人労働者の利便性を高め、受け入れ基盤を整備するのが狙いです。課題は多くありますが、キャッシュレス化はかなり進みそうです。

「中小企業家しんぶん」 3月 15日号より


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