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中小企業家しんぶん

コラム「円卓」のバックナンバー

●2019年 10月 15日号

▼いよいよ日本でも来春から、次世代高速通信5Gが本格導入されます。現行の4Gと比べ「通信速度や容量が100倍以上になる」といったメリットだけが強調されていますが、日本では人体に及ぼす健康被害などの危険性が、まったく無視され報道されていません

▼ベルギーの首都ブリュッセルでは、5Gの導入を禁止する措置が発表され、ほかの欧米諸国でも追随する動きが出始めています。イタリアやスイスのボード市、アメリカのサンフランシスコ市でも同様の決定が相次いでなされています。5Gの基地局がスマホに送信する電磁波の人体に与える悪影響が、各国の医療関係者の研究によって次々と明らかにされています。「5Gによる電磁波は新たな環境と人体に対する汚染」との見方が広がっています。5Gの基地局が設置されたとたん、頭痛や不眠、ひどい疲労感などの苦情が殺到したそうです

▼新たな健康被害が懸念され、海外では普及に「待った」の動きが広がっているのに、日本だけが能天気に構えていて大丈夫なのでしょうか。このような情報すら流れてきません。マスコミは知らないはずはないと思うのですが、何かおかしいですね。とても心配でなりません。

「中小企業家しんぶん」 10月 15日号より


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