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中小企業家しんぶん

コラム「円卓」のバックナンバー

●2019年 12月 15日号

▼11月28〜29日、岡山で社員教育活動全国研修・交流会が開催されました。同友会の社員教育活動を振り返り、教育の原点と同友会における社員教育の考え方を改めて確認することができました

▼人間とは何かを考えさせられました。人間を変えることは難しいが、変わることはできる。自らの意思で内面から変わっていくことが、人間が人間になるということ。人間とは「めあて」を持ち主体的に生きる動物なのです。人間はどうして2本足で立って歩くようになったのか。それは人間が「その気になったから」。そういう「めあて」を持ったからです。教育とは、一人ひとりの子どもが自分の「めあて」を選び、それに向かう生き方を選択する力を引き出し育てること

▼社内の社員教育においても、社員一人ひとりが持つ能力が存分に発揮される関係と環境をつくることが大切です。社員一人ひとりは皆ちがうこと、それを一人ひとりの持ち味として認めあうこと、そして会社の「めあて」に向かって、自分たちの頭で考えます。社員たちは、いろいろな違いや気づきをとおして成長するのです

▼人は人との関わりの中で変わっていきます。だから「共育」というのですね。

「中小企業家しんぶん」 12月 15日号より


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