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中小企業家しんぶん

コラム「円卓」のバックナンバー

●2019年 12月 25日号

▼2019年の世相を表す「今年の漢字」は「令和」の「令」に決定しました。「令」は決まりやおきてという意味のほか、出典の万葉集では「素晴らしい」「立派」といった意味で用いられています。ちなみに一般投票の3位には「和」が入ったとのことで、令和という新時代の到来を象徴しています

▼私たち中同協も今年50周年を迎えて、まさに新しい局面に入ったところです。先人の皆さまに築いていただいた同友会理念・運動の先進性と普遍性に確信を抱くとともに、私たちこそがその理念を体現し、広く世に広めていくべき段階に入りました。その究極にめざしているものは何か? 筆者は「すべての人が、その素晴らしさを発揮できる社会」ではないかと考えています

▼一人ひとりの持つ「令」=「素晴らしさ」を「和」の力で最大限発揮していく社会です。私たちが大切にしている「自主・民主・連帯の精神」とも通底する考え方。令和という新時代における私たち同友会の使命を感じます。その使命を担うにふさわしい「企業づくり」「地域づくり」「同友会づくり」にまい進し、迎える令和2年が同友会の築く新時代の幕開けとなることを心より祈念しています。

「中小企業家しんぶん」 12月 25日号より


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