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中小企業家しんぶん

コラム「円卓」のバックナンバー

●2020年 1月 5日号

▼新春を迎え、中同協設立50周年の年度も最終盤に入ります。2017年、中同協幹事会は50周年に取り組む意義を、(1)運動の到達点を確認する、(2)新たな半世紀を展望する、(3)全国・中同協5万名会員を達成する、という3点として具体的活動に進みました

▼(1)は、半世紀の運動の集大成が『中同協50年史』として取りまとめられ、全国で研修会などの資料としても活用されています。(2)は、昨年の中同協第51回定時総会で「同友会運動の将来展望(10年ビジョン)」として発表し、会外からも期待と激励のコメントが寄せられました。そして(3)は、“楽しく、皆で、最後まで”やり切ろうと全国で意気高く取り組まれています

▼全国的な取り組みでは、中小企業振興基本条例制定運動があります。昨年11月現在、46都道府県と505市区町村で制定されており、全自治体数の31%に上りました。近年は、年間に100を超す自治体で新たに制定され、中小企業の地域経済・社会における役割が注目されています

▼中小企業・地域企業の存続なくして地域の存続なし。地域の存続なくして中小企業・地域企業の存続なし。このような時代に向きあえるうれしさを感じます。

「中小企業家しんぶん」 1月 5日号より


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