コラム「円卓」のバックナンバー

▼令和2年がスタートしました。皆さんの企業も経営指針に基づいた経営で、新しい年にこぎ出していることと思います。会社における目標・計画と同時に「経営者としての自己啓発」についてはいかがでしょうか？　同友会では3つの目的の2つ目に「よい経営者になろう」と掲げ、時代を切りひらく総合的な能力を身につけていこうと呼びかけています

▼この「総合的な能力」をどのようにとらえて、どのような具体的な自己啓発をしていったらよいのか。多分、人によって取り組み方はさまざまだろうと思います。『同友会運動の発展のために』には、「科学性、社会性、人間性にもとづく経営理念を確立し、その実践ができる経営者をめざし…」とあり、青年部連絡会のビジョンでは「全人格的成長」というキーワードも掲げています。自分自身の健康や体力づくりにも取り組む必要があります。こうした自己成長をめざす課題に対して、皆さん、具体的にどんなことに取り組んでいますか？

▼こうしたことも、ぜひ同友会の仲間と交流していただければと思うのです。私たちは経営者です。周りに与える影響がきわめて大きい存在です。日々を漫然と過ごしている暇はありません。

「中小企業家しんぶん」 1月 25日号より