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中小企業家しんぶん

コラム「円卓」のバックナンバー

●2020年 4月 25日号

▼「先が見えないのが一番不安」。新型コロナ危機の渦中にあって誰もが感じていることかと思います。しかし不安に苛(さいな)まれていても仕方がありません。これからどのような段階を踏んでいくべきなのか、前向きに考えてみました

▼まずは、オーバーシュートを防ぐこと。これは短期決戦です。全国民的取り組みで、緊急にあらゆる手段を講じて感染を封じ込める。損失費用をどこが負担するかという議論は後回しでいい。私たち中小企業家も、さまざまな政策の有効活用を含めて自助努力で乗り切りましょう

▼同時に進めなければならないのが「正常な暮らしに戻る段階での感染予防対策の徹底」。海外も含めて完全に感染リスクが終息するまでには相当の期間がかかる恐れがあります。正常な暮らし・経済活動に戻すための徹底した対策を講じましょう

▼次の段階は、V字回復での経済復興です。財政を含めて一気に予算を投入、私たちも日本経済立て直しに全力を尽くしましょう。最後は世界への貢献です。日本よりも諸外国の方がダメージは大きい。製造業の国内回帰も含めて、日本として発揮すべき役割は必ず大きくなります。その大いなる使命を力強く果たしていきましょう。

「中小企業家しんぶん」 4月 25日号より


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