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中小企業家しんぶん

コラム「円卓」のバックナンバー

●2021年 1月 5日号

▼新しい年を迎え、新年の方針や計画などを考えている方も多いのではないでしょうか。昨年は新型コロナウイルスの猛威により、多くの企業が未曾有の困難に直面しました。ワクチン開発も進みつつありますが、新年も先行き不透明な状況が続くことが見込まれます。そのような中、どのように方針や計画を考えるのか、悩ましいところです

▼手がかりの1つが過去や歴史です。「未来のことはわからない。しかし、われわれには過去が希望を与えてくれるはずである」。これはある歴史上の政治家の言葉です。過去や歴史の中に未来を開く鍵があることは多くの人が指摘するところです

▼今年の方針や計画などを考える上でも、先達の経営者が残してきた教訓や歴史が参考になるはずです。阪神大震災やリーマンショック、そして東日本大震災など、甚大な影響を受けながらも社員と力を合わせて立ち向かい、乗り切ってきた会員企業の教訓が会内にはたくさん蓄積されています

▼そのような過去の貴重な教訓を集大成したものが同友会理念であるとも言えます。今年も同友会理念や全国の会員企業の実践に大いに学び合い、この難局を共に乗り切っていきましょう。

「中小企業家しんぶん」 1月 5日号より


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