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中小企業家しんぶん

コラム「円卓」のバックナンバー

●2021年 11月 15日号

▼社会課題という言葉を多くの場面で目にするようになりました。そして企業は、その社会課題の解決の役割を担っています。世界規模での共通の社会課題はSDGsです。ほとんどの大企業がSDGsを掲げ、積極的にPRしています

▼コロナ禍で、日本においても多くの課題が浮き彫りになり、その中でも深刻な問題は、コロナ禍による悪影響は弱者ほど大きいということです。それにより格差は拡大し、貧困層が増えています。その要因の多くが、解雇や雇止めによるものです。企業の社会的責任の重さを改めて考えさせられます

▼私たちはコロナ禍においても、「1社もつぶさない」「雇用を守る」を合言葉に、経営指針を見直し、全社的に事業の立て直しや新事業の立ち上げに取り組んでいます。しかし課題は山積し、難航しています

▼社会課題を地域の範囲で考えることも大事です。地域における社会課題の解決の方策を、SDGsやエネルギーシフトの観点から考えることです。課題山積どころか、ビジネスチャンスが山積しています。その課題を整理し、解決のために地域内で連携することで、その可能性は広がります。企業成長のカギは、社会課題解決の中にあります。

「中小企業家しんぶん」 11月 15日号より


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