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中小企業家しんぶん

コラム「円卓」のバックナンバー

●2022年 1月 25日号

▼「同友会は、他の中小企業団体とも連携して」とは、3つの目的の3番目(よい経営環境をつくろう)の書き出しです。昨年、本格的にスタートした中同協対外委員会で、この趣旨に沿うべく12月に中小企業団体の全国組織との懇談を行いました。日本商工会議所・全国商工会連合会・全国中小企業団体中央会の3つです。懇談の目的は、ズバリ「中小企業の社会的地位向上」。これほど大きな課題は同友会だけでは到底実現できるものではなく、まさに「他の中小企業団体とも連携」することが必要との思いからでした

▼実際に取り組んでみて、やはり「やってよかった」と強く感じます。その理由は2つ。1つ目は「各団体固有の特徴・機能がある」というのがよく分かったこと。例えば、日本商工会議所は、中小企業施策策定に深く関与しており「何がネックか」などを実に明確にお話しいただきました。ほかの2団体もそれぞれ特有の機能があり、相互に活用する意義は大変大きいと感じます。もう1つは、同友会の特徴を再確認したこと。特に「企業づくりの運動」と「役員と事務局双方の主体性」は、この上なく貴重なものであることを改めて感じたところです。

「中小企業家しんぶん」 1月 25日号より


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