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中小企業家しんぶん

コラム「円卓」のバックナンバー

●2022年 6月 15日号

▼コロナ禍での同友会活動も3年目に入り、ようやく活動制限なども解け、各地の総会をはじめ、リアルな活動が戻ってきました。リアルでの学びの深さを実感しています

▼さて、この2年間の会勢の動向はどうだったでしょうか。コロナ禍での1年目は活動制限の影響を強く受け、年間で1800名を超える減少となりました。同友会では、いち早くオンラインを利活用し、「危機の時こそ同友会」「孤独な経営者をなくす」と声をかけ合い、活動を再開しました。コロナ禍での2年目は、年間で590名の純増となりました。入会者数は、昨年10月以降、コロナ前の数字を超えています。退会者数は、計測を始めた12年間の中で最も少なく、会勢のV字回復が見えています。入会者が増え、退会者が減る傾向にあるのです

▼コロナ禍での窮地だからこそ、同友会の魅力(経営の学びの本質)が会内外に広く伝わっていったのでしょうか、「同友会のよさが伝わり参加が増えた」との声も多くあります。しかし、まだまだ多くの中小企業が、コロナに叩きのめされ苦しんでいます。積極的に声をかけ、「人間尊重の経営」の学びの輪を、全国の隅々にまで広げていきましょう。

「中小企業家しんぶん」 6月 15日号より


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