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中小企業家しんぶん

私のしんぶん活用法

同友会とのかかわりが深まるにつれ読み方、受け止め方も変化

岡山同友会広報委員長
(株)アサヒデンキ 社長
大森 道雄

 (2003.11.05号掲載)

 「私のしんぶん活用法」といっても、そんな大した活用をしているわけではありませんので、私の「しんぶん」の読み方とその変化について気が付いたことを書きたいと思います。

 私は基本的に新聞はすべての記事を読むものではないと思っていますので、ページをめくって見出しを見ていって、気になった記事だけを拾い読みするのが常です。本文まで読むのは全体の記事の30%ぐらいがせいぜいでしょうか。

 必ず読む記事は、同じ同友会の会員の記事と他県の知っている会員の記事、そして内容的に興味がある記事となります。本当は全ての記事を一言一句残らず読めば良いのですが、机の上に置いておいて気分転換に読むことが多いので、このような読み方になっています。

 しかし、知っている方の記事を読むと、頑張っている姿がイメージされ、自分も頑張らねばと勇気を記事から頂いているのは確かです。

 入会したころは、もっとささっと目を通すだけで、じっくり読むということはあまりなかったと思います。同友会との関係が親密になり、同友会運動にかかわり、全国大会等に参加するようになると、自然に記事の読み方、受け止め方が変わってきたと感じています。自分と同友会の距離が短くなればなるほど、結果的に「しんぶん」も身近なものになるのではないかと思います。

 ですから、「しんぶん」をいかに読むかというテクニック論ではなく、自分自身が同友会活動や同友会運動に積極的に参加していくこと、同友会とのかかわりを持つ機会を増やしていくことが、結果的に「しんぶん」を身近なものとして活用していくことに繋がるのではないかと思います。

 そういう意味で、広報に携わる者も同友会運動に積極的にかかわり、逆に同友会運動をやっている方も広報活動にかかわっていくということになれば、より実りのあるものになっていくのでは、と思います。


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