中小企業ワーク・ライフ・バランス対応経営マニュアル

強い会社になるために

 わが国が、少子高齢化を迎え、労働力人口が減少していく中で、中小企業においては、有用な人材を確保・育成することが一層の課題となってきています。その課題を解決の方策として、幅広い世代の人々が本人の希望に沿った仕事と生活との両立ができる職場環境を整備するなど、ワーク・ライフ・バランス(以下「WLB」という。)に対応した経営の取り組みが求められています。

 これらのことから、この度、中小企業庁では、「中小企業ワーク・ライフ・バランス対応経営マニュアル」を作成しました。

 本マニュアルでは、WLB対応経営の第一歩を踏み出したい中小企業向けに、経営者・従業員それぞれの視点での現状把握の仕方や、中小企業におけるWLB対応経営の取組事例の紹介などWLB対応経営を導入する際に役立つ情報を踏まえながら、WLB対応経営の進め方を掲載しています。

マニュアルの主な内容

Step1: 「把握する」現状評価と優先順位づけ
Step2: 「実施する」具体的な取組内容の検討・作成
Step3: 「周知する」社内外への周知・意識改革
Step4: 「振り返る」成果の点検と見直し

 巻末には、付録として「従業員アンケート」「ワーク・ライフ・バランス支援機関」「ワーク・ライフ・バランス対応経営Q&A」なども掲載されています。

問い合わせ先

中小企業庁経営支援部経営支援課
TEL 03-3501-1763

詳しくは中小企業庁のホームページを参照下さい。http://www.chusho.meti.go.jp/keiei/koyou/wlb/20fyManual.htm

「中小企業家しんぶん」 2009年 4月 25日号より