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2011経営研究集会に349名参加

 10月21日、「2011経営研究集会」がパレスへいあんを会場に開催されました。東日本大震災からの復旧・復興に向けて会員企業各社が多忙を極めている状況のなか、会場には349名(うち来賓・行政・金融機関30名、ゲスト33名)が集いました。

 当日に向けては佐藤弘樹実行委員長((株)伸電・社長)を中心に実行委員会を組織し、各支部地区役員や組織活性化委員との連携で当日ギリギリまで参加動員とゲスト運動に取り組みました。

 「全体会」では、松井清充・中同協事務局長から「東日本大震災からの復興に向けて~企業存続のために今我々は何をなすべきか~」と題して問題提起が行われ、その後「経営指針と震災復興」「経営革新・第二創業」「求人と共育」「条例と地域づくり」をテーマに県内外から報告者を迎え、5つの分科会が設営されました。

 甚大な被害を受けた地域から参加したある会員は、「復旧・復興に向けて毎日仕事に追われるなか、この経営研究集会で次の一歩を踏み出すうえでの大きな手掛かりを得ることができた。今後自らがなすべきことを改めて整理し、企業づくりと地域づくりに尽力したい」と想(おも)いを語ってくれました。

 当日は、参加したゲストのうち4名がその場で入会し、懇親会では新たな仲間を全員で歓迎しました。閉会には大橋清勝石巻支部長((株)グリーンテラス花壇・社長)が「本日ご参加の皆さんと共に、企業と地域の復旧・復興を決意する意味で『がんばろう!』で締めくくりたい」と挨拶し、参加者全員で拳を突き上げて「がんばろう!」を3唱して閉会となりました。

「中小企業家しんぶん」 2011年 11月 15日号より