企業経営と同友会運動は不離一体【九州・沖縄ブロック―第8回支部長・支部活動研修交流会】

 九州・沖縄ブロックでは、5月23~24日に沖縄同友会設営で、第8回支部長・支部活動研修交流会を開催、九州・沖縄の8同友会、愛知ならびに中同協から109名の参加がありました。1日目は沖縄同友会の「さきしま経営フォーラム」とあわせて、初めて宮古島で開催しました。

 冒頭、砂川淳一宮古支部長より「地域から愛される企業となりましょう」とあいさつがあったあと、中村中同協副会長は、「人口問題では消滅可能性自治体が896市町村ある。企業経営と同友会運動が不離一体として同友会型企業をわが町につくっていこう」と問題提起がありました。

 続いて、愛知同友会代表理事・加藤明彦氏(エイベックス(株)代表取締役会長)が「『人を生かす経営』で激変の時代を克ち進む企業づくり」をテーマに基調講演を行いました。「会社は必ずつぶれることを前提に市場創造をしていくこと、そして、現在の社員は、必ずいなくなることを前提に新卒採用や人材育成が必要」と講演がありました。

 2日目は、冒頭糸数哲夫沖縄同友会顧問より、ドイツ視察とエネルギーシフトとをテーマに報告があったあと、横山英生熊本同友会天草支部長より「空白地域での支部づくり」、金城毅沖縄同友会北部支部長より「地域づくりと条例」について実践報告があり、グループ討論で深めました。

「中小企業家しんぶん」 2014年 6月 15日号より