静岡同友会が1000名会員達成~企業と同友会の更なる発展を

全国では過去最高の4万5556名に

 全国の同友会の会員数は4万5556名と最高会勢で今年度をスタートしました。静岡同友会は2015年度をもって1017名会員に到達。3月30日には、1000名会員達成を記念し、ホテルアソシア静岡にて祝賀会を開催しました。

静岡同友会

 静岡同友会では組織拡大委員会“SHIZUOKAプラス1”(委員長:海野 敦氏・海野サッシ商会 代表取締役)を中心に、「SHIZUOKAプラス1のメンバーが地道に1名ずつ増やすプラス1運動の中心となり、1000名会員達成を絶対にやり遂げよう!」と決意のもと、精力的に仲間づくりの取り組みを展開し、2016年3月末時点で1017名会員を達成しました。1000名会員は静岡同友会の長らくの悲願であり、今回の達成は、これまでの県・支部の地道な会員拡大運動が結実したものでした。

 祝賀会では冒頭、知久正博代表理事((有)知久太田会計事務所代表取締役)があいさつのなかで「1000名会員は通過点。この祝賀会は、同時に新たな発展に向けての出発式でもある」と述べました。

 続いて、中同協幹事長の広浜泰久氏((株)ヒロハマ会長)が記念講演。経営指針や労使見解をはじめとする同友会でのさまざまな学びを自社の計画にまで落とし込んで実践することによる「強靭な企業づくり」、自社の健全経営による発展と地域の発展を不離一体のものとして捉える経営者を輩出する「地域づくり」、これら2つの同友会の使命を再確認するとともに、このような考えを持つ経営者を地域に増やし続けていくという「組織増強の意義」についても触れ、講演しました。続いて、会員増強に大きく貢献した会員を表彰、静岡同友会42年の歴史をスライドショーで振り返った後、新旧を問わず参加者が語り合い、交流しました。学び合いの上でもビジネスの上でも良き仲間に巡り合う会員の姿が、会場の至る所で見られました。

 静岡同友会では、1000名会員達成を通過点とし、1500名会員へ向けて今後さらなる発展・飛躍をめざしていきます。

「中小企業家しんぶん」 2016年 4月 15日号より