岩手の未来は任せた!夢を語り合った青年部会創立記念式典【岩手】

 岩手同友会は1月26日、ホテルメトロポリタン盛岡ニューウイングにて、130名の参加で岩手同友会青年部会の創立記念式典(2018新春講演会・賀詞交礼会)を開催しました。開会に先立ち、宮城、福島、秋田の3同友会からビデオメッセージが寄せられ、東北各地の青年経営者の結束が感じられる迫力に、会場は一気に盛り上がりました。

 当日は来賓として、岩手県内の5つの経済団体から青年部関連の代表が参加、また、東北各同友会からも参加者がかけつけました。

 第1部の創立式典では、青年部会長としてあいさつに立った川村武司氏(杜陵テクノ(株)代表取締役)は、「10年前に『いわて青年未来塾』が熱い思いで立ち上がり、大震災を経ても継続し、引き継いできた先輩方のおかげで青年部会が設立できました。学びを実践して、みんなでよい会社、よい経営者、よい経営環境をめざしていきましょう」と宣言しました。

 式典では青年部一人ひとりの名前を読み上げ紹介しました。エネルギーあふれ、みずみずしく輝きながら登壇する姿には「岩手、東北の未来は任せた!」と声が上がるほどでした。

 第2部の記念講演に立った中野愛一郎・中同協青年部連絡会代表から自社の実践報告がありました。参加者からは「報告を聞いて、自社でやってみたいことが山のように出てきた」「中野さんが実現したい夢が1万個以上もあると聞いて、まだまだ夢がないのだとわかった」など感想が寄せられました。

 謝辞として田村滿・岩手同友会代表理事は、「青年部の創立は、地域の未来を担う使命を持った若い世代が真ん中に立つ時代が近づいてきたということ。どんどん夢を語り、自信を持って前進してほしい」と話し、参加者全員が喜びを共有した創立記念式典となりました。

「中小企業家しんぶん」 2018年 2月 25日号より