ブロックでの信頼関係の構築を 中同協関東甲信越ブロック事務局活動交流会

 2月24日に東京で第13回中同協関東・甲信越ブロック事務局活動交流会が開催され、10同友会および中同協から45名が参加しました。

 最初に、林隆史・東京同友会事務局長から研修の課題として「(1)『人を生かす経営』を目指し続ける、(2)問題を掴み、解決する、(3)会議は行動につながらなければ意味がない」の3点について提起がありました。

 次に、関根紗衣里・千葉同友会事務局員、高頭美由紀・埼玉同友会事務局員より報告。関根氏は「会員とウィンウィンの関係を築けるパートナーを目指したい」、高頭氏は「会員とは愛情と敬意を持って接し、笑顔を広げていきたい」と今後の抱負も含め熱く話しました。

 その後、豆腐谷栄二・福島同友会参与から「事務局は労働者、経営者、中小企業運動家それぞれの立場を持ち、志・謙虚・響鳴力・共育力・変革力といったさまざまな力を発揮することが期待されています。会員企業をリードする事務局指針の実践が課題」と報告しました。

 また、岡村大作氏((株)オカムラホーム代表取締役会長、千葉同友会代表理事)は報告で、「使命(ミッション)、情熱(パッション)、実行(アクション)の精神で臨んでほしい」など事務局への期待を述べました。

 報告ごとに局員歴をもとにしたグループで討論を行い、悩みや課題を話しあいました。

 最後に、上野貴之・神奈川同友会事務局長より「奈良同友会代表理事を務めた八坂豊氏(神奈川同友会会員)が『中小企業における労使関係の見解』を(1)組織で共通認識を図る、(2)一致した認識を指針に落とし込む、(3)お互いに知り合うこととまとめていました。事務局と会員、事務局と事務局が知り合うことで信頼関係を構築していけたらと思います」とまとめ、閉会しました。

「中小企業家しんぶん」 2018年 4月 15日号より