船橋東支部(千葉)

市制80周年、人口63万人の船橋市に2つ目の支部が誕生

 3月23日に千葉同友会25番目の支部となる船橋東支部の設立総会が30名の支部会員(予定者含む)を擁して開催されました。

 船橋市内には設立42年目を迎える船橋支部があり、市内2つ目の支部となります。

 同市は、東京湾に面した干潟や豊かな農地が広がる一方で、工業や商業も賑わいを見せます。最近では、自治体非公認ゆるキャラ「ふなっしー」で全国的に知られるようになった街です。昨年4月には市制施行80周年を迎え、人口63万人に達し、政令指定都市の千葉市に次いで県内2番目に多い人口を数えます。

 千葉同友会では空白地域への新支部設立をめざすとともに、多くの人口と企業を抱える都市部においては、複数の支部設立をめざして活動を進めています。そういった地域において、既存支部を分けるのではなく、新たに地域の経営者を会員に迎えて設立します。

 総会当日は、船橋市長や地元金融機関の支店長などが来賓として参加し、来賓を代表して市長より同友会への期待の言葉が寄せられました。

 活動方針案の提案では、支部長に就任した吉留典男氏((株)トラスト顧問)より、スローガン「今こそ我々中小企業が主役!同友会型企業づくりに挑戦し、自社を元気にし、地域を活性化しよう!」が発表されました。また、会員一人ひとりを大事にする活動を進めていくために、支部内に複数の小グループを設けて、グループ内で活動への参加呼びかけや経営について気兼ねなく相談しあえる顔の見える関係をつくっていくことが提案されました。

 記念講演に続いて行われた交流会では、現在、新支部設立をめざしている他地域の会員から、今回の設立の熱気を受けて早期に設立したい旨の意気込みが語られ、次につながる設立総会となりました。

「中小企業家しんぶん」 2018年 5月 5日号より