府中・調布支部(東京)~東京・多摩に27番目の支部設立

今日と違う明日を創る経営者へ

 東京同友会は5月29日に、東京都西部に広がる多摩地域内の府中市と調布市を対象とする府中・調布支部が20名の会員で設立しました。東京同友会では27番目の支部となります。

 自然に恵まれた府中市と調布市は都心からも近く、2市で50万人が暮らしています。東京同友会は2016年度より会勢2500名を実現する取り組みの中で、三多摩・町田・八王子の支部代表者による多摩協議会を中心に新支部設立に向けて動きだしました。2017年には府中・調布の地域において、準備委員会と例会を開催し、例会では毎回30名以上の参加者と2名以上のゲストが参加し、今回の設立にいたりました。

 設立総会当日は、まず小柳忠章・東京同友会代表理事が「新宿と京王八王子をつなぐ京王線沿線の地域に支部ができるのは念願のこと。会社の経営には、多くの人が関わっています。支部設立をきっかけに新たな人間関係、連携が生まれていけばうれしいです」とあいさつしました。また、梶田斉邦・府中市生活環境部経済観光課長が来賓を代表してあいさつしました。その後、総会審議が行われ、新支部長として新海宗昭氏((株)友和建工代表取締役)が就任し、スローガン「今日と違う明日を創る経営者を目指す」を発表しました。

 記念講演では、埼玉県で焼き鳥などの飲食店を営む(株)ひびき代表取締役の日疋好春氏(埼玉同友会会員)が「お客様の満足度と自社ブランド力で地域とつながるオンリーワン企業へ」をテーマに講演しました。日疋氏は自身の創業までに関わる詳細な経緯を報告し、「同友会には経営に対してめざすべき先輩・後輩が多く存在します。私も地域の多くの人に助けられました。異業種のつながりをさらに発展させてほしい」とまとめました。

 懇親会では速水潤一・東京同友会多摩協議会議長が乾杯のあいさつを行い、和やかに懇談を行いました。新しい支部への期待が膨らむ総会となりました。

「中小企業家しんぶん」 2018年 6月 25日号より