県下5支部体制でさらなる仲間づくり 創立20周年記念講演会・記念式典【青森】

 10月23日は青森同友会にとって特別な意味を持ちます。1998年のこの日、県内102名の経営者が集い、青森同友会が産声を上げたからです。そして今年、創立記念のその日に20周年記念行事を挙行しました。当日はのべ174名が参加し、記念講演会、記念式典、祝賀パーティーの3部構成で行われ、記念式典では初代代表理事はじめ4名の功労者表彰などが行われました。

 第1部では(一社)アジア支援機構・代表理事の池間哲郎氏を迎え、「日本はなぜ世界の国々から愛されるのか~今、私達が学ぶべきこと~」と題した記念講演は参加者にたくさんの感動をもたらしました。

 第2部の記念式典では冒頭、小笠原貞子・代表理事が「諸先輩会員の皆さんのご尽力で20周年を迎えることができた。会勢は創立時の4倍近くに増勢し、ますますの伸びしろを残している。県下5支部体制でさらなる仲間づくりに取り組み、社員・地域・仲間とともに学び、歩んでいきたい」とあいさつしました。

 続いて蛯沢勝男氏、小野寺守明氏の両初代代表理事に加え、山崎伸・相談役理事、市村博明・初代事務局長の4名が功労者として表彰されました。また、来賓を代表してのあいさつでは三村申吾・青森県知事、小野寺晃彦・青森市長、広浜泰久・中同協会長の3名が登壇し、広浜会長は「同友会運動が青森の地で着実に根づき、地域の支えとなってきたからこそ、今日の20周年がある。今後ますますの発展を祈念してやまない」と祝辞を述べました。

 第3部の祝賀パーティでは来賓が登壇し、景気よく鏡開きが行われ、乾杯に立った田村滿・岩手同友会代表理事からは「隣県同友会として、地域の諸先輩から学び、同友会の3つの目的に則って互いに切磋琢磨したい」とお祝いの言葉が寄せられました。

 この日、青森同友会は次の20年に向けた船出を賑々しく迎えました。

「中小企業家しんぶん」 2018年 11月 15日号より