中同協青年部連絡会が日本商工会議所青年部(日本YEG)と懇談【中同協】

 2月18日東京同友会会議室にて、中同協青年部連絡会は日本商工会議所青年部(以下、日本YEG)とはじめての懇談会を開催しました。

 中同協青年部連絡会から11名、日本YEGから15名の総勢26名の出席で有意義な意見交換を行い、他青年団体との連携の新たな一歩を踏み出しました。日本YEGはビジネス展開のきっかけやお互いにとってメリットになるよう外部団体との訪問・意見交換を進めており、中同協青年部連絡会が意見交換会の要請を受け、実現したものです。

 まず、中野愛一郎・中同協青年部連絡会代表より、歓迎のあいさつがあり、中小企業家同友会の理念や活動とともに中同協青年部連絡会の活動や2020ビジョンを紹介しました。つづいて、内田茂伸・日本商工会議所青年部会長より日本YEGの組織や活動の紹介がありました。

 内田・日本YEG会長から「日本YEGは515の商工会議所のうち、415に青年部があり会員数は3万4000名、今回企画したネットワーク委員会のほか、政策提言、国際ビジネス、研修など9つの委員会組織で活動している」と紹介がありました。中野代表からは「われわれ青年経営者で世界に誇れる日本の未来をつくろう」というビジョンのもと、青年部が全国で広がりつつあり、青年経営者全国交流会など青年部活動と企業経営を不離一体として実践している取り組みを紹介しました。

 懇談の中で企業を活性化し、地域づくりに取り組むという点で共通する活動が多くあることがわかり、また、多くの共通点の中で日本YEGは「青年経済人」という言葉に対し同友会では「青年経営者」という言葉を使っているなど活動の違いなどについて意見交換し、今後も年1回は懇談を開催することを確認しました。

「中小企業家しんぶん」 2019年 3月 15日号より