増強し続ける支部運営とは~四国ブロック役員・支部長交流会

 6月22日、第1回中同協四国ブロック役員・支部長交流会が「増強し続ける支部運営とは?」をテーマに高知市で開催され、4同友会および中同協から30名が参加しました。

 冒頭、高知同友会の安岡浩史代表理事があいさつ。「高知県も人口が70万人を切り、高齢化が進むなど、たくさんの課題を抱えています。本日はきたんのない交流で、それぞれの同友会を発展させるための知恵を学びあいましょう」と呼びかけました。

 第1部では、香川同友会の小林耕司氏(中讃第2支部前々支部長、理事・環境委員長)が「香川同友会中讃第2支部の取り組み」について報告しました。中讃第2支部は会員数222名で116カ月連続での入会を達成しています(4月1日現在)。

 小林氏は自社の歩みを交えながら「ミニ例会の開催」「企業訪問の実施」「月例会の充実」など、これまでの支部の取り組みについて紹介。支部運営の秘訣として(1)同友会活動を実践し自社で結果を出し、同友会運動のよさを日常的に外部に伝えることのできる会員になること、(2)会員同士が本気でかかわり、相手の会社の問題点や悩みに真剣にかかわれるようになること、などを強調しました。

 第2部では「支部運営で困っていること、支部役員の悩み」をテーマにグループ討論を実施。第3部の懇親会では、中同協副会長の山城真一氏(四国ブロック担当)が「『同友会に入って会社がよくなった』という会員を増やしていくために、学びの場をどうつくっていくかが大切」とあいさつ。参加者は同友会の枠を越え、交流を深めました。

「中小企業家しんぶん」 2019年 7月 15日号より