人を生かす経営の総合実践を 第5回中同協共同求人・社員教育合同委員会

 9月5日に東京で第5回中同協共同求人・社員教育合同委員会が開催され、29同友会と中同協から106名が参加しました。

 今回は、中同協人を生かす経営推進協議会代表の加藤明彦氏(エイベックス(株)代表取締役会長)が「人を生かす経営の実践で魅力ある企業づくり」をテーマに報告。経営指針作成・採用・教育の実践を通して自身や会社が成長すること、そしてその成長を語る「体現者」として、同友会らしい企業づくりの先頭に立つことの大切さを学びました。

 グループ討論では、「人を生かす経営の実践を進める上での課題」テーマに議論。発表の中で「『労使見解』をもとに本音で語り実践し結果を出す」「理念や目的をしっかりと伝えることが大事」などの意見が出されました。

 翌日6日には、それぞれの委員会が行われました。共同求人委員会では、求人サイトをはじめ共同求人活動にかかわることを検討する「Jobwayプロジェクト」の内容を確認。グループ討論では同友会らしい共同求人活動について、意見交換を行いました。

 社員教育委員会では、東京同友会社員共育副委員長の澤田努氏((株)ライフィ代表取締役)より、自社における企業変革支援プログラムの実践報告があり、グループ討論では報告を受けて各社の課題の明確化や社員教育に企業変革支援プログラムを生かすにはどのようにしたらよいか議論を行いました。

「中小企業家しんぶん」 2019年 9月 15日号より