全国に広がりを見せる青年部と2020ビジョン 第26回中同協青年部連絡会

 11月30日、第26回中同協青年部連絡会が宮崎市で開催され、22同友会および中同協から60名の参加がありました。中同協青年部連絡会終了後には、宮崎同友会青年部会設立総会が盛大に開催されました。

 中野愛一郎・中同協青年部連絡会代表が「宮崎同友会で青年部会が設立され、来年は山梨、栃木と続きます。この設立という機会を生かして学びを深めていきましょう」とあいさつしました。

 第1部では熊本青全交の結果について森弘国・熊本青全交実行委員長より報告がありました。次に愛知青全交の企画概要などについて、青山林平・愛知青全交実行委員長よりスローガン「天下布舞(てんか ふぶ)~同友会理念を世界の隅々まで」や重点課題、愛知同友会としての位置づけなど報告がありました。

その後、2024年の青全交の開催地について選考スケジュールを確認し、2030ビジョンの策定プロジェクトの進捗状況の報告がありました。

 第2部では、鴫原健太郎・青年部連絡会副代表(福島)から「東日本大震災の復旧・復興のさなか、青年部連絡会に参加するようになり2020ビジョンの『われわれ青年経営者で世界に誇れる日本の未来を創ろう』に救われた。そして青年部連絡会で学ぶ中で、『役得』と『恩送り』ということが青年部活動では非常に重要とわかった」と問題提起があり、その後グループ討論で学びあいました。

 最後に、安田浩佑・青年部連絡会副代表( 北海道)より「頼まれごとは試されごとで役を引き受けている。『役得』ということは非常に大事。今回の学びを各同友会に持ち帰って実践してもらいたい」とまとめのあいさつがありました。

「中小企業家しんぶん」 2019年 12月 25日号より