「事務局キャリア」の議論を深める 中同協九州・沖縄ブロック事務局研修交流会

 12月6~7日、九州・沖縄ブロック事務局研修交流会が佐賀市ならびに唐津市にて行われ、九州・沖縄ブロックの8同友会と中同協から43名が参加しました。九州・沖縄ブロック事務局研修交流会は2005年にスタートし今回で8回目になります。

 1日目は佐賀市の龍登園にてグループワークが行われました。テーマは「事務局キャリアプラン」づくりで、2018年12月7~8日、長崎市での研修交流会に引き続き、経験年数に応じた事務局のキャリアのあり方について議論。支部活動、委員会活動、広報・増強、総務・財務の4つのカテゴリーごとに、事務局員として必要とされるスキルを経験年数ごとに整理し、そのスキルを獲得するのに必要な取り組みについて主に議論しました。

 2日目は唐津市に移動し、4~5名ごとに分かれ、佐賀同友会の会員企業に赴いて農業体験の実習を行いました。訪問先は(株)Y・Kカンパニー、(有)みのり農場、重バラ園、江川農園、Yamabiko Farm、中村農園、(株)麻生園芸、(株)クラベル・ジャパン、(株)KOMATSU FLOWERの9つの農業関連企業です。参加者はそれぞれの企業で実際に作業に従事することにより、農業の厳しさと同時に楽しさも体験しました。その後、唐津市民交流プラザに移動し、グループごとに農業体験実習の報告を行い、経験を深めあいました。

 今回の研修交流会を通じて九州・沖縄ブロックの事務局員が交流を深め、これからの仕事に生かしていくことを確認しました。

「中小企業家しんぶん」 2020年 1月 15日号より