紙面を通して新社会人にエールを 号外「新入社員歓迎特集」を発行【愛知】

 新型コロナウイルスの感染拡大防止にあたり、愛知同友会では4月1日の合同入社式や4月2~3日の新入社員共育研修会を中止せざるを得なくなり、参加予定の新入社員にはお祝いの言葉をかけたり、研修の機会が失われたりする結果となりました。

 そこで、これから各社の未来を担う社員の新たな人生の一歩をお祝いする機会として機関紙「同友Aichi号外(新入社員歓迎特集)」を制作しました。

 まず1面では、会長の加藤明彦氏、共同求人委員長の磯村太郎氏、共育委員長の明石耕作氏の3名からのお祝いと激励の言葉を掲載。2面では、入社式で基調講演をお願いしていた浜木綿の林永芳氏から「あなたの物語の幕が上がる」をテーマに豊かな人生を送るための仕事について、新入社員共育研修会の講座で報告予定だった会員企業の社員より自身の経験を踏まえてお祝いの言葉を掲載。また、花園大学の植田健男教授からは「生きる」「学ぶ」「働く」について寄稿してもらい、新社会人の皆さんにエールを送りました。

 号外は同友Aichi4月号と同封して全会員へ発送するとともに、合同入社式や新入社員共育研修会へ参加予定の社員へも1部ずつ渡しています。

 新型コロナウイルスの影響がいつまで続くのか、経済への影響も見えづらいなかで入社する社員たちは不安な思いを抱えています。愛知同友会では、号外の発行を通して、新たな門出を愛知同友会全体で祝い、これからの未来を担う皆さんと一緒に成長していく一助となればと考えています。

「中小企業家しんぶん」 2020年 4月 5日号より