5万名会員達成 実現に至らず 中同協5万名推進・組織強化本部長 中山 英敬

 この4月1日の全国の会勢は、4万7467名となり、昨年4月の期首比445名(0.9%)の純増です。期首会勢としては11年連続で最高会勢を更新することはできましたが、全国・中同協5万名会員の実現には至りませんでした。

 3月は新型コロナウイルス感染拡大防止に向けた対応により、多くの同友会が活動の自粛や延期・中止など、同友会そのものがかつて経験したことのない事態に直面しました。しかし、そのような中でも3月度は19同友会が増加の実績を残し、また年間を通じて30同友会が増加して4月を迎えたことに、運動の力強さが示されました。

 現在も、会員のよりどころでもある例会などの同友会活動が、いつものようにはできないという状況が続いています。しかし、このような非常事態の時こそ同友会の出番です。「1社もつぶさない!」と、声を掛けあい、励ましあい、強い絆を確認することが各同友会で取り組まれています。また、環境に見合った同友会活動のすすめ方も模索し、新たな手段や形式をもって取り組まれはじめました。

 経済・社会とも終わりの見えない大変厳しい状況下にありますが、中同協設立50周年の年度末いっぱいまで会員増強にご尽力をいただきました全国の会員皆様に心より御礼申し上げます。

「中小企業家しんぶん」 2020年 4月 15日号より