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【コロナに負けない!】会員同士の絆で雇用維持【鹿児島】

 連日、報道されている新型コロナウイルス感染症は、経済、雇用などあらゆるものに甚大(じんだい)な影響を与えています。そのような中で同友会の絆をもとに新型コロナウイルスの影響により、仕事が激減した会員企業の社員を別の会員企業が受け入れている事例を紹介します。

 ホテル、結婚式場への派遣を手掛ける(株)パルコーポレーションの上塘裕二氏は、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、3月以降パーティのキャンセルや結婚式の延期で自社の売上にも大きな影響が出ました。社員の仕事もなくなり困っていたところ、(株)南光の上田平孝也氏が期間限定で社員を預かり、雇用することを申し出ました。

 (株)南光は建築金物、精密機械加工などの金属加工を主とする製造業です。2008年のリーマンショックで大きな影響を受け、仕事がない状況の際には新卒内定者9名を一時的に愛知県の取引先会社へ出向し雇用を維持した経験があります。

 今回は、パルコーポレーションが社員を2名ずつ派遣し、南光の工場で梱包作業などの軽作業を行っています。異業種の仕事ながら熱心に毎日の業務に取り組んでいます。

 上田平氏は同友会の書籍『人を生かす経営』の冊子にもあるように「経営者である以上、いかに環境がきびしくとも、時代の変化に対応して、経営を維持・発展させ、雇用を守る責任がある」という同友会の学びをモットーにこれまで実践をしてきました。今回のことについて「リーマンショックの経験を生かし、雇用を維持する恩返しのお手伝いができた」と話す上田平氏。

 このような支援の輪が広がったのは、会員同士の絆、連帯があったからこそです。先行きが不透明な中、鹿児島同友会では1人で悩まず、会員同士で励まし合い、英知を結集し、この難局を乗り越え前進していこうと呼びかけています。

「中小企業家しんぶん」 2020年 5月 15日号より

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