【コロナに負けない!】新型コロナウイルスの感染の疑いがある場合の対応ガイドブックを作成【三重】

会社と従業員と取引先を守るために

 三重同友会は、新型コロナウイルスの感染被害が地域にも拡大し、感染予防の呼びかけと併せて感染者や濃厚接触者が社内で発生した場合の対応についての相談が寄せられたことをきっかけに、新型コロナウイルスの感染の疑いがある場合の対応ガイドブックを作成しました。

 従業員に発熱症状が出た場合の自己判断チャートや社内での段階に応じた対応策、実際に感染者が出た場合の社内消毒・報告連絡先など採るべき対応がまとめられています。また従業員が感染や濃厚接触、家族に感染が疑われる症状が発生した場合などの対応とそれに伴う休業に関する傷病手当と休業手当(雇用調整助成金の対象)の支給についてのQ&Aと対応表がまとめられています。

 新型コロナウイルスの感染が拡大する中、感染予防の徹底と時差出勤やテレワークなどさまざまな対応が進められています。一方、雇用を守り会社を維持継続させていくために、事業活動は知恵を出し合い継続されています。緊急事態宣言のもと活動自粛を余儀なくされていますが、感染のリスクは常にあることを想定し、社内での対応や従業員への周知に活用が広がっています。

「中小企業家しんぶん」 2020年 5月 15日号より