すべてオンラインで延べ285名参加 「人を生かす経営」の根底にあるもの 第33回経営研究フォーラム【沖縄】

沖縄同友会は、30回目となる今年、経営研究集会を経営研究フォーラムへと名称を変更し、11月17日から19日の3日間で開催しました。第30回経営研究フォーラムは昨今の諸事情を鑑み、5つの分科会・基調講演含め全てZOOMを活用。全て重複せずに開催したことで、延べ285名が参加しました。

始めに與崎文美実行委員長(中部支部長)のあいさつのあと、第1分科会がスタート。BCP(事業継続計画)をテーマに、(株)東和・新城浩司社長が報告しました。BCP策定から、策定企業による地域連携、さらには地域に必要とされる企業という理念経営につながる提起になりました。

第2分科会はその日の午後に、(株)フォーカスの當銘将也社長が経営指針をテーマに報告しました。経営指針と出合ってからの自己の成長と会社の統合発展までを報告し、将来のビジョンを描きました。

2日目の午前中は、第3分科会で(株)近代美術の大城恵美社長(碧の会部長)が採用・教育をテーマに報告しました。共同求人を始めてからの10年間で取り組んだ具体的な実践事例を紹介し、新卒採用の必要性を強調しました。また午後からの第4分科会では、誇酒プロジェクトの比嘉智明氏と琉球びんがた普及継承コンソーシアムの小渡晋治氏が報告。足元にあった素材から新しい形のビジネス連携の成功事例を紹介しました。

「中小企業家しんぶん」 2020年 12月 15日号より